2026年2月12日にご案内いたしました「OpenCanvas API管理基盤システム更改に伴うIF差分について」の(IF)差分につきまして、
精査した結果、一部変更がありましたのでご案内いたします。
本差分は、一般的な実装やRFC等の標準仕様に準拠した実装では基本的に影響はなく、特定の形式・順序等に依存した実装の場合に
影響する可能性があるものとなります。
法人ユーザ向けAPI(AnserBizSOL)のご利用の場合はこちらのお知らせをご確認ください。

 差分1.Content-Typeとリクエストボディの形式が一致しない場合の応答変更
  API連携事業者様からのリクエストにおいて、Content-Typeヘッダとボディの形式が一致しない場合、現行は正常応答しますが、
更改後はContent-Typeヘッダの値をチェックしたうえでボディを取得するため、エラーを応答します。

  現行:Content-Typeとボディ情報が不一致であっても正常応答します。
  更改後:Content-Typeヘッダの値をチェックしたうえでボディ情報を取得するため、不一致と判断し、エラーを応答します。
  (例:Content-Typeがapplication/x-www-form-urlencodedで、ボディがJSON形式)

  【差分影響】
   Content-Typeヘッダに設定された値と、実際のリクエストボディの形式が一致していない場合、更改環境においてはエラーとなります。
  【差分確認観点】
   API連携時に、Content-Typeヘッダに実際のリクエストボディ形式に一致した値が設定されていることをご確認ください。

 差分2.ヘッダ名の大文字・小文字変更
  API連携事業者様へのレスポンスにおいて、HTTPヘッダの出力形式が以下変更になります。
  
  現行:大文字を含む形式で出力されます。
  更改後:小文字形式で出力されます。
  (例)Content-Length
      content-length

  【差分影響】
   API連携事業者様のシステムにおいて、HTTPヘッダ名の大文字・小文字を区別して処理している場合、ヘッダ情報を正しく取得できない可能性があります。
  【差分確認観点】
   APIレスポンスのHTTPヘッダ名について、大文字・小文字に依存した処理を行っていないことをご確認ください。

 差分3.項目・パラメータの出力順変更
  API連携事業者様への「JSON形式のレスポンスデータ」および「レスポンスヘッダに含まれるクエリパラメータ」に関して、
  現行ではデータ項目が一定の順序で出力されますが、更改後は出力順序が保証されなくなります。


  現行:同一順序で出力
  更改後:出力順が保証されない(現行と異なる順序で出力される可能性がある)

  【差分影響】
   API連携事業者様のシステムにおいて、各項目・パラメータの出力順序に依存した処理を行っている場合、レスポンスデータを正しく処理できない可能性があります。
  【差分確認観点】
   レスポンスデータの各項目、およびLocationヘッダに含まれるクエリパラメータについて、出力順序に依存した処理を行っていないことをご確認ください。

 差分4.WWW-Authenticateヘッダの形式変更
  API連携事業者様へのレスポンスにおいて、WWW-Authenticateヘッダの記載形式が以下変更となります。
  
  ・現行:複数ヘッダに分割して返却
   HTTPレスポンス設定値
   WWW-Authenticate:Bearer realm=”aaa”
   WWW-Authenticate:error=”bbb”
   WWW-Authenticate:error_description=”xxx”
   
  ・更改後:受信した値のまま(1つのヘッダにまとめて)返却
   HTTPレスポンス設定値
   WWW-Authenticate:Bearer realm=”aaa”,error=”bbb”,error_description=”xxx”

  【差分影響】
   WWW-Authenticateヘッダについて、現行では複数のヘッダ値として返却されますが、更改後は情報が1つのヘッダ値にまとめて返却されます。
   一般的なHTTPクライアントではヘッダ値として処理されるため影響は限定的と考えられますが、WWW-Authenticateヘッダを複数値として取得
   することを前提とした実装の場合、影響を受ける可能性があります。
  【差分確認観点】
   HTTPヘッダを参照する処理において、WWW-Authenticateヘッダが複数値で返却されることを前提とした独自実装が行われていないことをご確認ください。

 差分5.Transfer-Encodingヘッダの付与
  API連携事業者様へのレスポンスにおいて、以下のとおりHTTPヘッダが以下変更となります。
  
  現行:Content-Lengthヘッダが付与されます。
  更改後:Content-Lengthヘッダは付与されず、Transfer-Encoding: chunkedヘッダが付与されます。

  【差分影響】
   HTTPメッセージの転送方式が、「BodyサイズをContent-Lengthで事前通知する方式」から「Bodyをチャンク単位で逐次転送する方式」
   に変更される場合があります。
   一般的なHTTPクライアントでは、Transfer-Encoding: chunkedによるレスポンスはHTTPクライアント側で自動的に処理されるため、
   API連携事業者様がチャンク転送方式を意識する必要は基本的にありませんが、独自実装が行われている場合には、影響を受ける可能性があります。
  【差分確認観点】
   HTTPヘッダを参照する処理において、Content-Lengthヘッダが付与されることを前提とした独自実装が行われていないことをご確認ください。